2023.12.18
- 活動報告
【中村橋包括】【ケアカフェつつじ】11月17日「つつじ音読会」を開催しました!

とても遅くなりましたが、
11月17日(金)に開催しました「つつじ音読会」のご報告です。
暦の上では
とっくに冬モードに切り替わっているはずなのに
まだまだ暖かい日が続いていたので
秋の終わりと冬の始まり
両方を感じるような作品を選んでみました。
①晩秋・初冬のうた


いつものように
ひとつを選んで発表していただきました。
意外にも(?)人気が集まったのが
こちらの俳句!
白葱(しろねぎ)の ひかりの棒を いま刻む
黒田 杏子(ももこ)
「今日は帰ったら<光の棒>を刻むわ」なんて
皆さん、さっそく使っていらっしゃいましたよ♪
②雁 (がん) 千家 元麿 (せんげ もとまろ)
雁の群れが秋の夕空を一団になって渡っていく
そのさまを描いた詩です。
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彼等はみんなが黙つて、
心でいたはり合ひ 助け合つて飛んでゆく。
前のものが後になり、後ろの者が前になり
心が心を助けて、セツセセツセと
勇ましく飛んで行く。
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雁のように
皆で群れになって飛ぶイメージで読んでみました。
③空をかついで 石垣りん
④冬が来た 高村 光太郎
この日のオープニングトークのテーマは
「冬の好きなところ」でした。
力強いフレーズが散りばめられたこの詩、
2つのチームに分かれて
すこし丸くなって
お仲間の顔を見ながら読み合いました。![]()
皆さんにいただいた感想の中から紹介します。
・始まりのころはボーッとしていたのが、終わりにはすごく頭が活性化していました。
・雨の中の音読会であったが、まさに冬にふさわしい題材でよかったです。
・皆で声を合わせるのはステキ!
・最後の顔を見ながら輪になって音読するのは、息が合っていいですね。
・千家元麿の詩「雁」に感動しました。
・短歌が良かった。
言葉が光っていて、その情景が浮かんで良かった。
・俵万智さんの短歌、ありがとうございました。
・声を出して心身ともによかった。次回がたのしみ。
・声を出して読むのは楽しい。
・出席している方がなごやかで、すばらしい時間でした。
また参加したいと思った。
冷たい雨が降っていることを忘れるほど
熱々の一時間でした。
街かどケアカフェつつじ
松森

