港区立高輪いきいきプラザ

2024.03.01

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「生理的疲労」と「病的疲労」

人が感じる「疲労」には2種類あることをご存知ですか?実は、「生理的疲労」と「病的疲労」に大別されるそうです。223日付日刊ゲンダイヘルスケアの記事に教えられました。12日休めば治るのが「生理的疲労」。一方、「病的疲労」は長期間続く場合です。例えば、慢性疲労症候群、うつ病などによる疲労感がそのようです。新型コロナ後遺症による「病的疲労」を感じるときは、実は脳内炎症が生じている可能性があるそうです。同記事によると、マウスの実験では「脳内でアセチルコリンという神経伝達物質が不足していることを発見した」というのです。そこで、アセチルコリンを増やすと、脳内炎症が抑制され、倦怠感やうつ症状もなくなったとか。どうやら、脳内炎症の原因は、アセチルコリンの不足だったという話です。で、このアセチルコリンの不足を解消するのが「ドネペジル」という薬であり、実はすでに認知症治療薬として使用されているようです。この薬を投与すれば、新型コロナ後遺症にならず、たとえなっても早期であれば治療効果があるだろうと期待されていると報じています。

 

【新型コロナウイルス】見えてきた新型コロナ後遺症の治療薬…アセチルコリンを補充|日刊ゲンダイヘルスケア (nikkan-gendai.com)

 

 

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