2026.06.10
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乳がん再発を血液検査で
乳がんは再発リスクが高いがんの一つと言われていて、特に10年以内の再発率が高く、当然ながらステージが進行するほど再発リスクは増すそうです。例えば、治療後5年以内の再発率はステージ1でおよそ10%に対して、ステージ3では30%以上。さて、本題ですが、「乳がん再発を血液検査で高精度に予測する方法を開発した」と発表したのは熊本大学発生医学研究所細胞医学分野らの研究グループです。「血液中を循環するcfDNA(血中に存在する微量なDNA断片)のヌクレオソーム(DNAがタンパク質に巻き付いて形成されるクロマチンの基本構造単位)構造および断片化パターンを解析することで再発を高精度に予測できる」と述べています。本研究では、原発乳がん105例、再発乳がん45例の計150検体を対象にcfDNAの解析を実施。その結果、再発症例ではタンパク質の設計情報を持つDNA領域であるコーディング領域だけでなく非コーディング領域(タンパク質を直接コードしないDNA領域)を含めた変異数の増加やcfDNA断片が短くなることが認められたといいます。本研究グループは、「乳がん再発や治療抵抗性を低侵襲でモニタリングできる可能性があり、将来的には個別化医療における治療選択や再発早期検出への応用が期待されます」と結んでいます。
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei-sentankenkyu/20260601
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

