2026.04.29
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日本のB型・C型肝炎の持続感染者(キャリア)数と未来予測
広島大学の大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学の研究グループは、「日本におけるB型肝炎(HBV)およびC型肝炎(HCV)の感染者数を全国規模で推定するとともに、2050年までの将来予測を行った」と発表しました。当プレスリリースによると、「日本では、B型肝炎(HBV)・C型肝炎(HCV)の診断率および治療率が国際的にも高水準であり、WHOが掲げる2030年肝炎排除目標(診断率90%、治療率80%)を概ね達成している」とのことです。今回実施した調査で判明したのは、2020年時点の推定でHBVキャリアは約92–94万人、HCVキャリアは約18–48万人であり、2000年以降大幅に減少したこと。特に検査未受検(undiagnosed)のキャリアはHBVで約5万人、HCVで約3万人と推定され、過去の推定と比較して顕著な減少が認められたといいます。そして、「将来予測では、HBV・HCVともに減少が続くと見込まれ、特にHCVでは治療の進展により、2050年までに2万人以下となる可能性が示された」と述べています。因みに、 B型・C型肝炎は、肝硬変や肝がんの主な原因であり、世界的に重要な公衆衛生課題であると言われています。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/97053
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

