港区立高輪いきいきプラザ

2026.04.22

  • ニュース

エイコサペンタエン酸(EPA)の摂取により心房細動を予防

近畿大学大学院農学研究科らの研究グループは、不整脈の一種である「心房細動」のモデルマウスを用いて、魚油に豊富に含まれる多価不飽和脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)を長期的に経口投与すると、食事から摂取できる程度の低用量であっても心房細動を抑制できることを明らかにした、と発表しました。エイコサペンタエン酸は、体内で合成できない不飽和脂肪酸の一つで、とくに青魚に豊富に含まれます。ご存じのように、不整脈の一種である心房細動は、心房が規則的に収縮できずに痙攣して脈が不規則になる疾患です。血栓形成や脳卒中のリスクが高まる原因になるとも言われています。心房細動は、加齢のほか、高血圧、糖尿病などの患者に発症しやすく、特に血中の脂質の量が基準から外れる脂質異常症の患者が発症しやすいそうです。本研究では、具体的に、「マウスに対して高脂肪食と一緒に、ヒトの1日摂取目安量(1.8g)に相当する『低用量』のエイコサペンタエン酸(EPA)と、もう一方でその10倍となる『高用量』のEPA8週間投与し、食事によって起こる身体的および心機能の変化を評価。その結果、低用量・高用量ともに、高脂肪食によって生じる心房細動の発生頻度や持続時間を大幅に抑制できることが明らかになった」と述べています。本研究グループは、「摂取する脂肪酸の質や量に着目して食事内容を見直すことで、日々の食事を介した心房細動予防法の確立につながると期待されます」と結んでいます。

https://www.atpress.ne.jp/news/9660560

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む