港区立高輪いきいきプラザ

2026.10.30

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予防効果が向上し、安全性も高いワクチン接種法の開発とは?

様々な病気に役立つワクチン。でも、予防効果と安全性のバランスが難しく、その開発はとても複雑なのだそうです。単純なmRNA分子から作られたワクチンは比較的安全ですが、それだけでは疾患から身を守るのに十分な効果はありません。今回、裸のmRNAをわずか2種類のアジュバント(一般的にワクチンの効果を高めるために添加される物質)と組み合わせ、ジェットインジェクター(針を使わず、ガス圧で薬剤を皮内に投与する医療機器)を用いて皮膚に直接注入すると、高い有効性と安全性を兼ね備えたワクチンを創出できることを発見した、と発表したのは、東京科学大学総合研究院難治疾患研究所先端ナノ医工学分野、および公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンターです。実は、ワクチンは、感染に対してより迅速に対応できるよう、私たちの免疫系を鍛えるもので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを乗り切る助けとなったことは、皆さんご存じの通りです。ただ、当プレスリリースによると、「深刻な副作用を避けるためには、その免疫反応の強さや体内のどの部位で起こるかといった点を、慎重に制御する必要があります。したがって、新しいワクチンを設計する際、その有効性と安全性の両方を確保することが中心的な課題となります」とのことです。そこで、本研究では、「裸のmRNAワクチンの皮内投与で高い予防効果を得る方法を開発」し、「これまで否定的だったアジュバントの効果を見直し、高い有効性を引き出すアジュバントの組み合わせを最適化した」と述べています。また、針を使わず、ガス圧で裸のmRNAを皮下に留めることで安全性を向上させたとも。これは、「新型感染症に対する安全で効果的なワクチン接種法」であるとも述べています。研究者は、「キャリアフリーmRNAワクチンの開発において、最も注目すべき発見の1つは、アジュバントを組み合わせることで、動物実験において良好な安全性プロファイルを維持しつつ、ワクチンの有効性を著しく向上させることができたという点でした。こうした有望な知見を踏まえ、現在、臨床応用に向けた次の段階へと進んでいます」とコメントしています。

予防効果が向上し、安全性も高いワクチン接種法の開発 | Science Tokyo - 東京科学大学

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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