2026.10.30
2型糖尿病と低身体活動量が併存する高齢者は認知機能障害が多い?
「65~84歳の地域在住高齢者1,615名を対象に、2型糖尿病の有無と身体活動量の組み合わせにより4群に分け、認知機能障害および海馬体積との関連を解析した」と発表したのは、順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学の研究グループです。その結果、認知機能障害に該当した割合は、「糖尿病がなく身体活動量が高い」群では15.6%であったのに対し、「糖尿病があり身体活動量が低い」群では38.1%に達し、4群の中で最も高いことが明らかになったと述べています。さらに頭部MRIを用いて海馬体積を調べたところ、「糖尿病があり身体活動量が低い」群では、糖尿病のない2群と比較して海馬体積が小さいことが確認されたといいます。一方、「糖尿病があっても身体活動量が高い」群では、糖尿病がない群と比較して認知機能障害の有意な増加は認められず、海馬体積においても非糖尿病群との間に有意差は認められなかったと述べています。本研究グループは、「今後糖尿病のある高齢者における身体活動の維持が、認知機能の保持にどのように関わるかを明らかにする研究につながることが期待されます」と結んでいます。
2型糖尿病と低身体活動量が併存する高齢者において認知機能障害が多く、海馬体積が低値であることを報告|ニュース&イベント|順天堂大学
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM
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