港区立高輪いきいきプラザ

2024.02.19

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フレイルとうつで高齢者の死亡リスク高まる

「フレイルと抑うつ症状が併存する高齢者では、死亡リスクが4.3倍になる」と発表したのは、医療経済研究機構研究部及び東京大学高齢社会総合研究機構らの研究グループ。2月17日付ヨミドクターの記事に教えられました。フレイルは高齢者の要介護および死亡のリスクを高めるため、早期発見と介入が求められていると訴えます。実際、高齢者の10~15%が重度の抑うつ症状を有するとされていますが、フレイルと抑うつ症状の合併が死亡リスクに及ぼす影響は明らかでありませんでした。そこで、本研究グループは、「フレイル、うつ症状の重症度を組み合わせて死亡リスクを解析した」ということです。その結果、「フレイルを有する高齢者では、抑うつ症状の併存が死亡リスクの上昇に関連していた」と結論。「高齢者におけるフレイルおよび抑うつ症状のスクリーニングを、健康診断や日常診療に取り入れる必要がある」と述べています。

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