日本一グローカルでクリエイティブな福祉・介護の現場

私たちの法人が出した本でPART１では現在の介護業界の状況や介護業界で持たれている３K「キツイ・汚い・危険」という印象から、「国際化・個性豊か・可能性」の新たな３Kへと業界が変わってきているということについて書かれています。

私は特にこのPART２の内容をこの本の中で進めたいと考えています!!

この章で何が書かれているかというと、なんと奉優会の職員十人の体験談が書かれています!!

具体的にはどういった経緯で奉優会に入社することになったのか、そして、どのように利用者さんと接してこられたのかと言うことについて書かれていました。例えば、「もし自分だったら…」と自分の立場に立って考えるというものや、他人を知ろうとするだけではなく、自分のことを知ってもらうという関わり方。利用者さんのためにどのようなことが出来るのか、どうすれば喜んでくれるのか、そういった企画立案。

新卒である私は日々の業務になれることで手一杯になってしまったり、利用者さんの中にも様々な方がおり、しっかりと信頼関係が築けているのか、嫌われたり疎まれてはいないかと不安になってしまうこともあります。

そんな中、この本を読んで私の中の視野が少しだけ広くなったように感じます。

食事介助、排泄介助そういった目に見える形の技術がこの本を読んだからといって上がるわけではありませんが、介護の仕事をするうえでとても重要な他者との接し方に置いて新たな視点をくれる本だという風に感じました。

また、介護に興味がない方でも、人間関係に悩んでいる方はこの本で自分の中にある世界が少しだけ広がるのではないか、と感じました。

介護課　菅野

一覧へ戻る