2024.01.21
- お食事
◆楽しい食事◆毎月19日は郷土料理の日
こんにちは。
当施設では毎月19日は郷土料理の日として日本各地の様々な郷土料理を提供しています。
1/19は「山口県」の郷土料理を提供しました♪
■おしながき■
・茶粥
・柏椀
・チキンチキンごぼう
・はすのさんばい
・羊羹
はすのさんばいとは??
山口県の最東部に位置する岩国市は、風光明媚な自然の歴史と文化が残る城下町の趣が美しい街です。
特産品の岩国れんこんは、一般的なれんこんの穴が8つのところ、9つの穴があるのが特徴です。
200年ほど前に殖産家の村本三五郎が現在の大分県から持ち帰り、栽培が始まったとされ、岩国藩主・吉川公の家紋に似ていたことから喜ばれたという逸話が残っています。
その後、岩国の温暖な気候や長い日照時間などのれんこん栽培に適した自然条件に加えて、農家たちの努力によって改良され、
独特のもっちりとした粘りとシャキシャキとした食感が生まれました。
現在は県内外でその名を知られ、流通するまでになりました。
この岩国れんこんを使った郷土料理として、特に有名なのは押し寿司の「岩国寿司」ですが、庶民の日々の食事として親しまれてきたのは「はすのさんばい」です。
れんこんとにんじん、このしろ等の白身魚を酢であえた料理で、その由来は、「三杯酢」からきた説と、中国・四国地方で「田の神様」を「さんばい」と呼んでいたことに関係しているとの説があります。
岩国れんこんの食感がしっかりと楽しめる、さっぱりとした箸休めです。
参照:農林水産省ホームページ
管理栄養士