2025.03.21
- お食事
◆美味しい食事◆4月の献立表を更新しました
皆様、こんにちは。今年は例年よりも寒暖差の激しい春ですが、いかがお過ごしでしょうか。
4月はお花見シーズンということで、奉優の家もユニットによってはお花見レクを企画しています♪
また、施設の前の「葛西用水さくら通り」では3月30日に流し踊りが行われるそうです。
開催日に向けて通りの桜が満開になることを皆で心待ちにしております(^▽^)
さて、令和7年4月の献立表を更新しました。
ダウンロードはこちらから
◆4月の行事食◆
・4/3 春の鶏照り焼き御膳
・4/8 旬の和食御膳
・4/14 磯部揚げ御膳
・4/20 お肉を食べよう!ランチ
・4/25 旅するランチ ~神奈川~
・4/30 旅するランチ ~青森~
今日は特養のお食事についてご紹介します。
奉優の家ではサイクルメニューを実施しており、和洋中の様々な食事が提供されています。
また、月ごとに行事食を展開し施設で暮らすご利用者様にも四季を感じていただける取り組みをしております。
どうしても病院や高齢者施設で提供されるお食事は、薄味でボリュームが少ないイメージが持たれがちですが、
奉優の家ではご利用者様に「美味しく楽しく召し上がっていただく」ことをモットーにしています。
その為、高齢者の味覚に合わせて塩分は一日あたり5.5g~7.5gと高めに設定しており、ごはんの形態も個人に合わせて
「ごはん・軟飯・お粥・ソフト粥」とバリエーションを持たせ、一人一人に合った量を設定しています。
さらには職員が毎日毎食検食をして、味や見た目・テクスチャーに問題がないか確認をしています。
病院での食事提供の目的は、医療法より「医療の一貫として疾病の治療や病状の改善を図る」と定義されている一方で
特養での食事提供の目的は、老人福祉法より「老人福祉を目的に心身の健康の保持(長寿)およびQOLの向上」と定められていることからも、このことはよく言えるでしょう。
私も管理栄養士として勤務していると、「食事が摂れなくなってしまっている方にどうにかして食べてもらいたい」「元気になってもらいたい」「糖尿病や高血圧がある方には食事制限をしなければいけない」と考えてしまいがちです。
しかし、生活の場として機能している特養では「ご本人様の無理のない範囲で食事を楽しんでいただく」ことが重要であると最近、再認識いたしました。
長くなってしまいましたが、今後もご利用者様の生活を豊かにする美味しい食事を提供できるよう努めてまいります!
奉優の家 管理栄養士 遠藤