５月２８日にラクっちゃにて高齢者、障害者虐待の防止と対応（概論）の研修に高輪地区高齢者相談センターより３名、ふれあい相談室より１名が参加してまいりました。

講師には一般社団法人　権利擁護支援プロジェクトともすの社会福祉士の方が担当してくださいました。

講義は高齢者・障害者虐待防止法が施行されたいきさつから、その対象、定義、分類など基礎的な話が最初にあり、その後に虐待の通報を受けた後の流れ、事例を用い対応、虐待防止法で出来る行政での権限等について話をされました。

高齢者・障害者の虐待を「虐待をしている虐待者だけの問題ではなく家族全体の問題」「支援するのは虐待を受けている被虐待者だけでなく、虐待者も含む」と話されており、その考えは世界でも日本だけであると言っていたのがとても印象的でした。

虐待をするのは愛情をもって熱心に介護をする家族が多いとのことで、そういった方が介護や生活の中でいっぱいいっぱいにならないように調整をしていき、介護者もゆっくり出来る時間や気の休まる時間を持てることが介護者の虐待を防ぐ事に繋がっていくのだと感じました。

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