2024.02.02
- 活動報告
【中野包括】1月のとまり木カフェ
第4(土)に開催している『とまり木カフェ』
今年度は毎回、各専門分野の方に講師をお願いしてミニ講座を行っています。
令和6年、最初のとまり木カフェは
【事例で学ぶ 詐欺・悪徳商法の手口と対策 ~どうして騙されるの?~】
と題して中野警察署生活安全課防犯係の巡査部長にお越しいただき、
実際の詐欺の方法、語り口等わかりやすく説明していただきました。
この話を聞いて、詐欺の手口は頭ではわかっているはずなのに、冷静に考えればおかしいと思えるはずなのに、
なぜか実際に自宅に電話がかかってくると皆さん頭が真っ白になってしまい
電話の言葉巧みな話術にはまってしまわれるようです。
日頃から詐欺の手法を話題にしてアウトプットして慣れておくことがとても大事。との事でした。
又、詐欺犯はターゲットのエリアを決めてそのエリアに集中して電話をするそうです。
なので、詐欺の電話がかかってきたときには既に詐欺犯がお宅の近くで待機しているそうなのです。
具体的にはカフェや、駅などで、引っかかったお宅に直ぐに訪問できるように待ち構えているようです。
もし、詐欺の電話がかかってきて騙されなかったとしても、他の誰かが騙されないように
詐欺の電話がかかってきたら警察に連絡をしてもらいたい。との事でした。
それから詐欺に騙されてしまった方に「警察手帳の提示はありましたか?」と確認をすると
皆さん「警察手帳がどんなものか本物を見たことがないからわからない。」と返答される。と。
そんな訳で今回、巡査部長の本物の警察手帳を1人1人触って見せていただけました。
これには参加者全員が大興奮でした。
折角なのでここで本物の警察手帳について簡単に特徴をお伝えしておくと、、
だいたい名刺入れと同じぐらいのサイズ。
黒い皮調の素材で縦に開きます。
上には制服を着た証明写真。ホログラム(うっすらキラキラ光るマークがある)になっています。
警察を名乗って、首からぶら下げた身分証明書を提示をすることは無いので明らかに偽物。
直ぐに警察に連絡をお願いします。との事でした。
参加者の皆さんからも経験談や質問も寄せられ、1時間半では足りないぐらいに盛り上がった講座となりました。
次回のとまり木カフェは
富士見台さくら歯科の歯科衛生士さんによる 口腔ケアについてです。
2月24日(土)14時~15時半 中部すこやか福祉センター内
皆様のご参加をお待ちしております