2025.06.16
- 活動報告
【中野包括】6月16日 定例ケアマネサロンなかのを開催しました
6月16日、定例の「ケアマネサロンなかの」を開催し、今回は6名の方にご参加いただきました。
今回は中野区社会福祉協議会のご担当者をお迎えし、「あんしんサポート」および
「地域福祉権利擁護事業(アシストなかの)」についてご説明をいただきました。
「あんしんサポート」は現在51名の方が利用されており、サービス内容の一部に変更があったとのことです。
これまで職員の方から定期的に電話をかけて安否確認を行っていましたが、
現在は月に2回、利用者様ご自身から電話をかけていただく形に変更されています。
この変更により、「電話を待たずに済む」「自分のペースで連絡できる」と感じた方も多く、
利便性が向上したとの声が多く寄せられているようです。
一方で、連絡がない方については、引き続き職員の方からの連絡を行っているとのことでした。
また、年間15,000円の利用料については、従来は2回払いでのお支払いでしたが、
「かえって手間がかかる」というご意見が多かったため、一括払いに変更されたとのことです。
翌年度以降の支払いについては、これまで通り、郵便局口座からの引き落としのみが
選択肢として残されています。
お支払い方法の選択肢がもう少し柔軟になると、さらに利用しやすくなるかもしれません。
「アシストなかの」については、現在約100名の方が利用されています。
利用にあたっては、ご本人の判断能力を慎重に見極める必要があり、
4回程度の面会を経てからの開始となるため、実際にサービスが始まるまで2〜3か月を要することもあるそうです。
時間をかけて丁寧に判断される一方で、早急な支援が必要なケースでは、
少しスピード感に課題を感じる場面もあるかもしれません。
制度の仕組みや運用には限界もありますが、
利用者目線でのさらなる工夫や柔軟な対応が広がっていくことを期待したいところです。
ご参加いただいた皆さま、お忙しい中ありがとうございました。