2025.04.02
- 活動報告
【中野包括】伝達研修
「医療機関における身寄りのない高齢者の対応について」、研修を受けた職員から伝達で学びました。
弁護士の八杖友一さんが講師ということもあって、個人情報の取り扱いに注意すること、
身元保証の問題点などが裁判事例にもなっているということを知りました。
問題解決のためには、意思決定のために元気な時から本人に少しずつ聞き出しておくことが大切であること、
成年後見制度の積極的な活用、関係機関の役割分担や話し合いが必要になってくるという、
まさに今、私たちが直面している課題が浮き彫りにされていました。
中野区では本人の意思・情報の確認ツールとして、エンディングノートや
緊急キーホルダーを配布する取り組みをしています。
今後、国が出している「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が 困難な人への支援に関するガイドライン」
に基づく事例集を参考にして、読み込みながら、所内で検討し、他機関と連携を取っていきたいと思いました。