中野区南中野地域包括支援センター

MINAMINAKANO

2026.02.05

  • 活動報告

老い支度シリーズ2月号

老い支度 について、今年度、それぞれの職員が感じることを、

お伝えさせて頂きました。

このテーマでお伝えするのも、残すところ今月と来月になりました。

今月は、私が最近読んだ、 「透析を止めた日」という本を読み、

改めて自分の最期は、どうしたいのかをはっきりさせておく重要性を感じましたので、

その部分をお伝えしたいと思います。

「透析を止めた日」の本では、透析患者の方の、終末期に関しての問題提起がされています。

現在の日本では、腎不全患者の方には、緩和ケアが行き届いていません。

「どこまで延命治療を続けるか」、「自分の死に方を自分で選べるのか」

誰もがそうですが、最後まで苦しんで死にたい方は、いないと思います。

癌の終末期で、予後が1か月のお一人暮らしの男性を、支援させて頂きました。

出会った頃には、もう余命宣告うけていましたが、

この短期間の中で、この方が何を大事に生きてきたのか、

今後どうしていきたいのか、体調が悪化していく中で、

この方と、信頼関係を築き、本音で語ってもらうことは、

残念ながら出来ないままでした。

やはりそうならない為にも、普段から、家族やもしく知人などに

自分がどうしていきたいのか、あまり深刻にならずに会話の中で話題に上ると

良いなと思います。

ちなみに私は家族には、自分の口から食べられなくなったら、処置など行わずに、

自然に任せて欲しい。

ただ、苦しいのは嫌なので、痛みをとる薬は、死期が早まっても良いので

使ってほしいと伝えています。

今は、こう考えていますが、実際に死期が近くなると変わるのかもしれません。

でも、それが普通だと思いますし、

変わってよいと思います。

私たちは、普段そういった意思表明してくれた方たちの

希望に沿った支援が出来るように、関係作りから

日々努力を重ねていきたいと思います。

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