中野区南中野地域包括支援センター

MINAMINAKANO

2025.08.07

  • 活動報告

【南中野包括】経口補水液 利用時のポイント

しんやまの家で開催されている「四季の会」で熱中症対策講座を行いました。

熱中症対策で東京都から支給されているOS-1ゼリーを、参加された方にお配りしました。

OS-1ゼリーを始めとして、各メーカーより様々な種類の経口補水液が販売されており、店舗で目にする機会が多いと思います。

脱水症になってしまったら、水と電解質(特に塩分)を速やかに補うことが大切です。軽度から中等度の脱水症における水と電解質の補給方法として、経口補水液の摂取があります。

経口補水液は一般的なスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、糖濃度は低い組成となっています。

通常の水分補給であれば、スポーツドリンクでも十分ですが、下痢や嘔吐、発熱、激しい発汗を伴ったり、食事や水分摂取量の不足などによる脱水症には、経口補水液が適しています。

経口補水液の飲み方の注意ポイントとして…

●がぶがぶ一気に飲むのはNG

たくさん飲めばいいというものではありません。少しずつ、ゆっくり口にするのが正解です。大量に飲むと、かえってお腹を壊したり、電解質のバランスを崩すことがあります。

●元気なときに飲むのは逆効果

「熱中症対策に毎日(経口補水液を)飲んでる」という方もいらっしゃいますが、それは誤解です。経口補水液は、あくまで脱水している時や体調が悪い時に使うものです。元気なときに飲むと、かえって塩分をとりすぎてしまうことがあります。

まだまだ暑い日が続きそうですね…。

もし、経口補水液を活用される際には上記のポイントを念頭に置いていただけたらと思います。

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