2025.03.28
- 活動報告(IN)
【南中野包括】南部エリアの民生委員さんとの勉強会
民生委員さんの高齢者訪問調査が3/18から始まりました。
それにあたって、日々、緊急時にはどんな事を民生委員として知っておくとよいのか、高齢者の方に情報提供できるのか、介護保険申請の流れなど
お題をいただきましたので、それらをテーマに勉強会を行うことになりました。
東京都内であれば、日頃からは「緊急連絡カード」や「見守りキーホルダー」等を日頃から勧めて下さっています。↑
それ以外の制度としては「緊急通報システム」が福祉サービスにあります。
ボタンを押すと24時間体制でSOSを受付け、必要時には救急車の要請をしてくれます。
あんしんセンサーといって、14時間人の動きがない事がわかると、緊急でかけつけるような流れになっています。
その他、安否確認として「配食サービス」の利用等もお伝えしました。
救急車要請時等に準備しておいた方が良いもの(お薬手帳や鍵など)等もお伝えしています。
また、介護保険の制度や利用に関しては、最近認定結果が出るのに大変時間がかかっていることから、「暫定」で認定を見立ててサービス利用開始する方法や流れも説明しました。
皆さん、真剣に聞いて下さり、具体的な事例でのエピソードも含めて質問もありました。
地域では、有事の時は協力して役割を分担して支えていく事を再認識しました。
介護保険制度というのは、規定の定めがありつつも、ケースバイケースもあり、説明する事が難しい部分もあります。
「誰にもわかる、シンプルな制度」とは言い切れませんが、活用できる大切な制度でもあります。
これからも民生委員の皆さま、共に学び合い、協力し合って地域の高齢者を支えていきたいと思います、どうぞよろしくお願い致します。