2025.03.08
- 活動報告
【南中野包括】多職種研修交流会を開催しました
2月末日、中野区南部地区の多職種での「研修交流会」を開催しました。
中野区では、地域包括支援センターごとに医師会から協力医の先生がついて下さっています。
連携強化のために研修等を行うのですが、南部地区は先生のご配慮で、交流の輪をケアマネジャーや事業所の方々にまで拡げて行っています。
今回は、「認知症に対しての家族の無理解からBPSD(周辺症状)が悪化し支援困難に陥ったケース」の事例紹介を行いました。
担当されたケアマネジャー(奉優会の居宅支援事業所)さんは、騒ぎが勃発するたびに直接関わり、なぜご本人が興奮・混乱するのか、原因や対応の仕方を解明していきました。
共に関わってきた包括職員からは、ケアマネさんが家族に寄り添い、ときには事実を正面から話し、専門的な治療につながる足掛かりまでようやくたどり着いたことが補足されました。
そして先生からは、医療的にみてアルコールの影響もある可能性や、ご家族の認知力についても指摘され、新たな気づきが得られ、腑に落ちる思いがしました。
短い時間でしたが、ギュッと大事なポイントが詰まった事例を皆で共有することができました。
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お勉強した後は、楽しい交流タイムです♪
日頃連絡を取っていても、初めてお会いしたり、前職や趣味を聞いたり人となりを知ると、グッと親睦が深まります。
事業所ごとの自己紹介タイムを全員行ったところで、ちょうどお開きのお時間となりました。
今後も同じエリアで共に働くメンバーを互いに大事にして、よい支援をしていきたいです。本当に貴重な時間をありがとうございました!
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↓先生からの開会のご挨拶です
↓ケアマネジャーと包括職員から事例紹介
ちなみに、司会は当センターで務めさせていただきました。会が好評に終わり、ホッとしました~(*´ω`*)