2025.03.05
- 活動報告
【南中野包括】法務支援事業
先月は「法務支援事業」がありました。
地域包括支援センター職員が、法律専門家に助言を仰ぐことのできる機会です。
地域包括で対応する相談には、法律的な問題をはらむケースが沢山あります。
たとえば、成年後見制度、高齢者虐待、住まいの問題(立ち退きや家賃滞納など)、相続、等などです。
今回は3つの地域包括から相談が挙げられましたが、相続の問題に集中していました。
弁護士の先生の助言は大変興味深くて、事務局である中野区の職員さんも「ちょっと聞いていいですか!?」と色々質問されていました。
目の前の支援で行き詰っているケースはもちろん、支援終了したけれどモヤモヤしているケースの振り返りをすることもでき、大変助かっています。
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包括が専門的な助言を仰げる場はこの「法律的な助言」だけでなく、他にも「精神相談(精神疾患、依存症など)」「認知症初期集中支援チーム員会議」「高齢者専門ケース会議」といった機会があります。
地域のケアマネジャーの皆さんにも、先日の交流会で「こうした機会があるので気軽に相談してほしい」とお伝えしました。
本当に、何年何十年経験しても、学ぶことが永遠にあって、人生勉強をさせてもらっていると感じます。