2025.02.19
- 活動報告
【南中野包括】ハラスメント研修
法人の「ハラスメント研修」を受講しました。
ハラスメントには、上司や先輩からのパワハラ、マタハラ、モラハラ・・・など色々ありますが、今回は「カスタマーハラスメント」について学びました。
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「カスタマーハラスメント(カスハラ)」とは・・・
客が企業に対して理不尽なクレーム・言動をすることをいいます。具体的には、事実無根の要求や法的な根拠のない要求、暴力的・侮辱的な方法による要求などがカスハラに当たります。
カスハラには毅然とした態度、組織的な対応を行うことが大切です。
しかし、私たちが対応している方々は、加齢に伴う認知力低下や、心身の疾患のある方も多く、クレームや苦情という捉え方ではなく、「支援が必要」として対応しなければならないことも多くあります。
また介護現場では、生活する上で欠かせない支援であり、安易にサービス提供を中止したり契約解除に踏み切れない、ということもあります。
介護関係者はある程度は享受しなければならないものと捉えている場合も多いかもしれません。
しかしハラスメントの定義を正しく理解し、対応しないと、職員が傷つき疲弊し、職員の人権を守ることができません。
定義や対応について、組織的な対応ができるよう整備していく必要を改めて確認しました。