2024.12.31
- 活動報告
【南中野包括】年末年始対策⑥寒暖差での事故に注意!
シリーズでお伝えして参りました「年末年始の事故」
最後は、「寒暖差での事故に注意!」です。
11月から4月にかけての寒い季節。体を温め、疲れを癒してくれるお風呂ですが、入浴中に気を失い浴槽の中でおぼれる事故が多くなります。
冬場における浴槽でのヒートショックが代表的ですね。
ヒートショックとは、「急激な温度の変化で身体がダメージを受けること」を言います。
暖かい部屋から、冷え込んだ脱衣所に移動し衣服を脱ぎ、浴室も寒いと、血管が知事まり血圧が一気に上昇します↑↑
その後、浴槽に入り体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧は下がってしまします↓↓
この”急激な血圧の変化”により、一時的に脳に血液が回らない貧血状態になり、一過性の意識障害を起こすことがあります。
特に、65歳以上の方は血圧を正常に保つ機能が衰えてきている場合がありますので注意が必要です。
ヒートショックの症状は、めまいや吐き気、頭痛、倦怠感、動機などが挙げられます。重篤な場合には、意識障害や心肺停止などにつながります。
元気な方でも注意が必要なのが特徴で、油断できない現象です。
そんなヒートショックの危険度をチェックする方法として、以下のチェックリストがあります。これは、入浴医学の専門家「入浴科学者」として知られる、早坂先生が考案したものです。
5つ以上当てはまると、ヒートショックになりやすい「ヒートショック予備軍」です。
ぜひ、チェックしてみてください。
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脱衣所には、暖房器具を置き、部屋を暖めてから洋服を脱いだり。
お湯につかる際は、半身浴から、食直後や飲酒後の入浴はやめるよう注意して、体を温めましょう。
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以上でシリーズを終わります。
年末年始、体調や思わぬ事故に気つけて、穏やかに良いお年をお迎えください。。。
本年もお世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
窓口業務開始は1/4(土)となります。