2024.11.29
- 活動報告
【南中野包括】地域ケア会議に参加しました
昨日、「地域ケア会議」に委員として出席しました。
地域ケア会議とは、個別のケースの支援課題から、地域の支援課題を見つけていき、様々な支援者や区民・機関と課題解決に向けて考え合い対策を講じていくためのものです。
たとえば、Aさんが足が悪くて坂道がつらくてスーパーへ行かない ⇒ 坂道の多いこの地域ではそうした高齢者や障がいのある方が多い ⇒ 商店街の協力を得て移動販売ができないだろうか、といった具合に、その地域の人たちに共通する生活上の課題について皆で考えていくのです。
中野区では、3層構造になっていて、
3層=地区レベル(南中野地区)ではAさんについて
2層=圏域レベル(南部圏域) Aさんのように坂道でこまっているこの地域の課題について
1層=中野区レベル 2層で検討した課題を区へ挙げて施策に反映していく
といった構造になっています。
.
昨日は今年度第2回目の第2層の地域ケア会議でした。
南部圏域では、今年度の2層では「孤独・孤立」の問題をテーマにしており、対象は全世代です。
今回は、前回地域や所属も様々なメンバーで意見交換をした「孤独・孤立」の問題に対しての気づきや意見を整理して、
3地区(南中野、鍋横、弥生)に分かれて「どんなことをしたいか・できそうか」について話し合いました。
南中野地区では、周囲がどう見守ればよいかの方法や、自身で取り組める公的・民間含めた見守りの資源などをまとめた「見守りハンドブック」を支援者や地域の支え手が持ち、気になる方に直接情報提供してはどうか、など様々な意見が出ました。
今年度・来年度の2年間かけて、具体策に進めて一つでも実施していけたらと思います。
以下、よろしければご参照下さい。
支援が必要なすべての人を対象にした地域包括ケア体制(中野区公式ホームページ)
ttps://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kenko_hukushi/soudan/chikihokatsucare/chikihokatsucare.html
地域ケア会議の設置について(中野区議会資料)
https://kugikai-nakano.jp/shiryou/15714162812.pdf