2024.11.20
- 活動報告
【南中野包括】ひきこもり支援研修を受けました
先日、東京都精神福祉保健センター主催の、「家族支援に向けたひきこもり支援研修」を受講しました。
ひきこもり状態は誰にでも起こりうること。又、広い意味でひきこもり状態にある人の中で、就業経験のある方が意外と多い事が分かりました。
「ひきこもり眼鏡」という言葉がありますが、支援者としては、相手を「ひきこもりの人」と見てしまい、「ひきこもり」を何とかしないといけないと思ってしまうフィルターの事をいうのだと知りました。
研修を通じ、今まで経験してきた内容からさらに新しく知識が更新されていくことを実感しています。
「精神保健福祉研修」は前期・後期に様々なテーマで開催されますが、精神保健領域に関する支援ニーズは非常に高いため、当センターでは全員が1テーマは受講できるよう調整しています。(精神保健=メンタルヘルス)
高齢者ご本人の「認知症」や「鬱」、また不安が背景にあることの多い「妄想性障害」等もご支援の中でよくお見受けする症状です。
またご家族にメンタル面での支援が必要なケースも多く、世帯全体の支援を行う際に精神面の疾患や治療、支援策等を知っておくことは重要です。
今後も外部研修の機会を活用して、相談支援のスキルアップをはかっていきたいと思います。