中野区南中野地域包括支援センター

MINAMINAKANO

2024.10.29

  • 活動報告

【南中野包括】所内ケース検討会で目指せスキルアップ

本日は、所内のメンバーで「ケース検討」を行いました。

支援で悩んでいるケース、これで良かったのかなと振り返りたいケース、など気になるケースを挙げて、皆で考え合います。

今回は、適宜ミーティング等で報告しているけれど、これで支援が充分なんだろうか、他にできることはないのだろうか、と担当者がモヤモヤしているケースを挙げてもらいました。

「ケース概要と検討したい事」を5分程度でレポートしてもらった後、自由に質問を挙げてもらい、担当者と質疑応答を重ねることで事例のイメージを深めます。

その上で課題を整理し、最後に支援方針をまとめます。

医療職からは「病状理解がどの程度なのか?」「診察同席して一緒に聞いたほうがよいのではないか」といった質問・意見が出たり、

福祉職からは「家族の意向だけでなく本人の意向は?」「目指す生活のイメージは?」といった声がありました。

30分の予定でしたが、50分となりました。参加者がしっくりくるまで検討を深めるには、できれば60分は必要なのだと分かりました。

今年度は「総合相談支援力の向上」を重点取り組みの一つの柱に掲げています。

包括は支援の終結(医療や介護サービスにつながる、後見人につながる、住まいの安定につながる)を目指して総合相談にあたります。

そのために継続的にご支援が必要なケースを見える化して、支援終結までの進捗管理をすること、またケース検討会を行い多職種の意見交換によりスキルアップを図ること、を行動目標としています。

新しい職員も、日々所内で相談しやすく、こうしたケース検討を通じて全体の相談支援力を高めていきたいと思います。

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