2023.11.07
- 活動報告
【南中野包括】グループホームの運営推進会議に参加しました
先日、エリア内のグループホームの運営推進会議にお呼ばれし、参加させていただきました。
メンバーは、民生委員さんやボランティア活動をされている方、訪問歯科医の先生、地域に根差した薬局の方、など。
グループホームの管理者さんからは、コロナで3年間、外出やコミュニケーションが制限され、以前のような地域交流が無くなってしまった、とのお話がありました。
また一方でご入居者の重度化が進み、ケアにあたる職員に疲弊の色が見られているとのこと・・・
なんとなく閉塞感が拡がる中、どのように地域交流の機会を作ったらよいだろうか、というお悩み相談でした。
メンバーは地域活動の超ベテランの皆さんでしたので、沢山の情報やアイディアをいただくことができました。
包括からも、昨年できた近所のオレンジカフェなど、連携できそうな地域資源について情報提供しました。
「昔はボランティアで料理を作りに行ったのよ!」「よく近所の商店街を入居者さんたちが買い物してたわよね」「町会の行事にはいつもお誘いしていたんですよ」
など、管理者さんも知らなかったことが沢山あり、職員も入れ替わっているので、当時のことを知る職員もいないかもしれない、とのことでした。
重度化により介護負担も増し、職員だけではご入居者の「交流や参加のある豊かな暮らし」を支えることはできません。
地域の方や関係者の協力をいかに巻き込めるかが大事だと思います。
今日出た様々な情報や提案は、とてもワクワクするものでした。現場の切り盛りが大変と思いますが、こうした話に職員さんが触れることで夢が持てるのでは、と思いました。
また、町会の方も行事にお誘いはしたいが、怪我をさせたら・・と思うと直接のお手伝いはできないとのことでした。
たとえば、「車椅子の使い方講座」や「認知症サポーター講座」を開催し、皆さんの理解やサポート力を高めて頂いては、
包括も是非是非協力できますので♪ と提案しました。