2024.08.05
- 活動報告
【南中野包括】町会の皆様と避難所開設訓練
7月のことになってしまいますが、弥生町5丁目町会の避難所開設訓練に参加させていただきました。
南中野地区には区民避難所が5か所あり、我々のセンターが入っている「南部すこやか福祉センター」もその一つとなっています。
この日は、町会の皆さんと南部すこやか福祉センター職員さん、そして区防災課の担当者も加わって、備蓄倉庫の確認やトイレ・間仕切りの組み立てなどを行いました。
備蓄倉庫を開けるとすぐに、「避難所開設グッズ」のボックスがあり、マニュアルや腕章、班ごとの取組み内容の書かれた指示書が入っています。
気が動転していても、班長さんや班員さんが代わっても、指示書を見てやるべきことが記載されています。
こちらはトイレに被せる汚物処理シートです。
館内のトイレの便器が壊れていなければ、こちらを被せて何回分かを縛ってゴミ捨て場に溜めておきます。
便器が使えない、もしくは足りない場合には、外に「マンホールトイレ」を設置します。
こちらは間仕切りです。1セットで4区画分(4家族分)が設置できます。
取り急ぎは、体育館で避難している方々の間に簡易的な間仕切りを置きますが、避難生活が長期化する場合はこのような間仕切りを設置し、その中に簡易ベッド等を入れていきます。
目隠しにはなりますが、プライバシーや環境面で、ここで何日も生活する、ということを考えただけでどれだけのストレスがかかるかと想像します・・・
災害時には、地域包括支援センターは担当している利用者の安否確認等を行い、避難所開設に動員される構想にはなっていませんが、
その場になったら「私たちは区の職員ではありません」などと言ってはいられません。
今回の訓練は非常に重要な機会でしたので、所内で共有し、少しでも有事に動けるように備えていきたいと思います。