2024.02.19
- 活動報告
【みどりの苑居宅】小地域会議
小地域会議に参加しました
板橋区前野地区 小地域会議に参加しました。
小地域会議とは
高齢者が住み慣れた地域で尊厳ある生活を可能な限り継続できる体制「地域包括ケアシステム」の実現に向け、医療と介護連携の推進、生活支援の充実・強化など様々な取り組みが求められている。地域ケア会議は、地域の支援者を含めた多職種による専門的視点を交えて、個別ケースの課題分析等を通じて地域課題を発見し、地域に必要な資源開発や地域づくり、さらには介護保険事業計画への反映など政策形成につなげることを目指すものである。高齢者個人に対する支援の充実とそれを支える社会基盤の整備を同時に行う、地域包括ケアシステムの実現に向けた重要な手法として位置づけられている。
小地域会議の目的
個別の支援内容の検討を通じ、①当該事例もしくは類似事例の課題解決に寄与し、②ケアマネジャーなどの担当者のケアマネジメント実践力を高め、③地域支援ネットワークの構築を推進し、④地域に共通した課題を明らかにする。
今回は、判断能力の疑わしいい対象者に対して、意思決定が困難である場合、医療・生計・家族への働きかけをどのように進めていくか、という課題のある事例に対して、意見交換を行いました。
参加者は、福祉事務所・健康福祉センター・おとしより保健センター・地域包括支援センター・健康長寿医療センター(認知症疾患)・板橋法曹界・社会福祉協議会・民生委員・訪問看護・前野地区主任ケアマネジャー の総勢17名の参加がありました。
各専門職より、その専門知識からなる意見が発表され、とても参考になる意見や対応策を伺うことが出来ました。
地域課題として取り組むために、情報共有していくことの重要さと、地域が高齢化していることによる情報収集の困難さがあることに対してどのような働きかけや繋がりが必要なのか、を検討することができました。