目黒区中央包括支援センター

2024.11.29

  • 活動報告

【目黒中央包括】目黒区災害時要配慮者防災講演会に参加しました

11月23日(土)目黒区役所大会議室にて鈎屋一講師による『災害時に高齢者、障がい者等を守る地域の力〜近年の大災害に学ぶ〜』と題した講演会に参加しました。

個別避難計画は鈎屋様の出身地の男鹿のナマハゲが持っている現代のナマハゲ台帳として、平時はコミュニティと医療・福祉関係者による支援をし、災害時は個別避難計画(ナマハゲ台帳)に基づいて避難支援を行っていきます。

また、災害時はトイレと栄養が不足するため、免疫機能低下により感染症にかかりやすくなったり誤嚥性肺炎、エコノミー症候群にかかりやすかったり、イライラしてもめごとや犯罪が多くなったりするそうです。

現在の高齢化や単身化によって自助が弱くなり、近所付き合いである町内会・自治会の参加者が減り消防団員、自治体職員減少など自助、共助、公助の「おまじない」が効かない現代社会となっています。

個別避難計画を作る過程で«つながりをつくる‘’ことが大切で、要支援者も支援者も自治体職員も「地域共生社会」を一緒に作る仲間としての意識を持つことが大切です。

大震災が今後近い将来起こる可能性に備え、自分で出来る備えとして飲料水や食料、LEDライトなどを用意し、共助として近所とあいさつを交わしたり、自宅の家具を固定し落ちてこないようにするなど減災に気を付けて暮らしていこうと思います。皆様も下の表を見て頂き、備えられてはいかがでしょうか!

社会福祉士 N・Y

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