2024.01.27
- 活動報告
【熊野包括】令和5年度認知症初期集中支援チーム員研修を受講しました
1月13日(土)に令和5年度認知症初期集中支援チーム員オンライン研修を受講しました。
認知症初期集中支援チームは、医療・介護の専門職が家族の相談等により認知症が疑われる人や認知症の人、その家族を訪問し、必要な医療や介護の導入・調整や、家族支援などを包括的・集中的に行い、自立生活のサポートを行うチームです。
板橋区では、板橋区内の認知症サポート医と地域包括支援センターの医療職(保健師、看護師)と福祉職(社会福祉士、介護支援専門員等)の多職種からチームが構成され、支援方法を検討して助言を行ったり、必要に応じて訪問などを行っています。
今回の研修は、事前に約8時間の講義をオンラインで受講し、1/13当日は、全国から集まった参加者がオンライン上でグループワークを行う形式でした。
事前研修では、認知症施策から初期集中支援チームの役割や意義、認知症アセスメントや他疾患との関係性等、日々の認知症支援に直結した知識や手法を学ぶことができました。
当日のグループワークでは、関東近郊以外に東北や近畿、九州からの参加者で構成されたメンバーで、事例にそって支援方針を決めると同時に、各地での課題について意見交換が行われました。地域によって地域資源の不足(病院が少ない、免許返納問題、交通手段が無い等)が課題となり、対応の方法も異なっていることを認識しました。
熊野おとしより相談センターにおいても、必要に応じて認知症初期集中支援チーム員会議や
他の関係事業に結び付ける支援を行っています。
認知症のことで不安に感じる事、聞いてみたい事等ありましたら、お気軽に当センターへお問い合わせください。
電話:03-5926-6566 ※祝祭日を除く(月)~(土)9時~17時