2023.11.29
- 活動報告
【熊野包括】「これからの地域医療に求められること」研修参加
11月28日(火) 板橋区社会福祉士会11月学習会「これからの地域医療に求められること」に参加しました。
私は社会福祉士ではなく、地域包括の医療職なので、参加していいものなのか少し迷いもあったのですが、他職種でも参加可能との話で、参加してきました。
今回の講師は「おうちにかえろう。病院」などを内包するTEAM BLUEの広報担当 島田 奈奈氏でした。
「やまと診療所」「おうちにかえろう。病院」などのコンセプトや理念のご紹介、今までなかったこのような業態を作っていく中でのご苦労や、工夫している事などを伺い、そのような思いを共にする人たちがすでに400人もいるという事に感心したり、もっと頑張ってほしいなという思いも持ちました。
質疑応答では、社会福祉士さんたちの視点(障害・保育など)からの質問や意見が、普段、老年の医療の視点しか持たない私にはとても新鮮でした。保育や、障がい分野の方から「家族が抱え込んでしまう・抱え込まざるを得ない現状の光になってくれたら」という声が出たり、「障がいの人が入院してきたときに困らないように、例えば障がいの人が行う運動会などに参加したりして、障がいの人とのかかわり方なども普段から学んでいただけたら」という提案があったり。
保育はともかく、障がいの人はいずれ年を取って老年になっていくのですから、老年を扱う私たちも、もっと障がいについて勉強しなければならないなと感じました。
いろいろと考えさせられる濃密な時間でした。社会福祉士会の皆様、受け入れて下さりありがとうございました。
M・I