2023.11.12
- 活動報告
【熊野包括】板橋第五小学校「防災デイキャンプ」
11月11日(土)に板橋第五小学校にて開催された
「2023年 6年生親子親睦会 災害デイキャンプ」を
見学させていただきました。
この会は、板橋第五小学校の「6年生親子親睦会」として
板橋第五小学校PTAが主催、親児(おやじ)の会、
中丸中町会、中丸町会、南町会の皆さんが協力して開催される会で
以前は、みんなでカレーを作って一緒に食べよう!という会だったものを
そこに防災の取り組みをプラスして、「防災デイキャンプ」となったそうです。
●避難所開設訓練
小学校に到着したら、「避難所開設訓練」から始まります。
町会ごとに設定された窓口で、避難所の名簿登録を行います。
町会の皆さんも「受付役」を体験します。
大人も子どもも、自分の名簿は自分で記入するという形。
名簿作成後、町会ごとに色分けされたテープを、コートの上から腕に貼りつけます。
一目でどこの町会かが分かる仕組み。
●防災備品の説明
町会の防災担当の方から、備品の説明を受けました。
停電時の屋外用ライトや、大型充電器、発電機、簡易トイレ等
実物に触れながら説明を受けることができました。
この後、子どもたちはグループに分かれて
・テントの組み立て ・火を起こす ・水20Lを簡易タンクに入れて運ぶ ・土嚢をつくる
に取り掛かります。
その前に、作業の説明。
●テントの組み立て
実際に大人が説明しながら運動場に組み立てていきます。
ビニールシートと紐、木の棒を使ってバランスよく組み立てます。
●火起こし
ワセリンを含ませた綿に火を付けていきます。※画像が悪くて申し訳ありません。
土嚢の作り方は、砂場で実際に袋詰めをする形での説明でした。
水を簡易型タンクに入れて運ぶ訓練は「20L=20㎏」の重さを実感し、実際に持ち運ぶ体験が重要だそうです。
●飯ごう炊飯
テント組み立てや火おこしをしている間に
カレーを食べる準備として、ご飯を炊きます。
飯ごうを使った米とぎも、子どもたちにとって大切な体験です。
木を組んで火を起こす作業は、子ども達と一緒に見学しました。
今回の取り組みが、小学校と町会と一緒に「地域全体で」防災を考える貴重な機会だと実感しました。