2023.12.07
- 居宅介護支援事業所
霧が丘居宅 認知症の新薬「レカネマブ」について
「レカネマブ」:製品名レケンビ
は、今年の9月に日本でも承認されたアルツハイマー型認知症の新薬です。
アルツハイマー型認知症の治療薬は4種類使われていますが、新薬の承認は10年ぶりだそうです。
アルツハイマー病のメカニズムに直接働きかけを行うことで病状の進行を遅らせる効果があり、今までの薬剤とは違った働きかけになるそうです。
●「アミロイドβ」という異常なたんぱく質を取り除くことで、症状の進行を抑制する効果が期待されている。
●早期のアルツハイマー型認知症の患者さんや、軽度認知障害(MCI)が認められる方を対象としたお薬。
●保険適用は決まったが薬価は未定。米国では年間約380万円の費用がかかっているため、高額になる見込み。
●点滴静注するお薬。(2週間に1度程度の点滴処置になるため、月2回程の通院が必要?)
承認から90日以内に患者さんに使用される可能性が高いと言われていますが、今後どのような情報が出てくるのでしょうか。
「認知症」を恐れずに歳を重ねていける時代が、早く来ますように。