R6年10月9日　中野区南部すこやか福祉センターにて、社会福祉士勉強会が開催されました。

今回は、弁護士の千田先生による「相続制度について」と、２つの事例についてのグループワークでした。

相続が遺産分割協議でスムーズに進めばいいのですが、そうはいかない場合には、家庭裁判所で遺産分割調停、それでも難しければ遺産分割審判となり裁判で決められること、また、全国的に所有者不明の土地家屋の増加から、今年の4月から相続登記が義務化になり、一定期間内に登記を行わないとペナルティが課せられること、などのお話がありました。

２つの事例では、亡くなった配偶者に借金があり（その額も不明）、お子さんがいなかったり、いても遠方であったり障害があったりで、キーパーソン不在…など、複雑で、どこから介入していけばよいのだろう、と考えてしまうようなケースについてグループワークを行いました。どこの包括も同じような案件を抱えているんだなあ…と思ってしまいました。

その人の権利を守るためには法律の知識は大事です。今回もいろいろ学ぶことができました。

（F.T）

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