８月３０日、梅とぴあで行われた医療関係者、福祉関係者限定の特別試写会「あなたのおみとり」へ行ってきました。

家での最期を希望した父と、看取りを決意した母。息子のカメラが映し出す、戸惑いと焦燥、驚きと喜び、感謝と労い…生と死に向き合う日々をありのままにみつめたドキュメンタリー。2024年9月劇場公開の本作を、特別に世田谷で試写会を開催していただきました。

在宅介護や最期の看取りに関心がある方や、勇気がなく躊躇している方がいたら、ぜひとも見て頂き、ご家族で考える機会になってほしいなと思える、すばらしい作品でした。私たち医療・福祉専門職としても大変参考になりました。

上映後には監督との対談もあり、監督であり家族・息子としてみつめた父と母の姿についてお聞きできました。

常に明るく、使命感を持って介護していたお母さまですが、介護は一人ではできない、たくさんの支援者（ケアマネ、ヘルパー、看護師、医師、そして近隣の方など）に囲まれながら奮闘している姿はとても自然な姿だなと大変共感できました。

自分の原体験と重なることもあり、父を思い出しながら涙が出てしまいました。最期の場所をどこで過ごすのか、人それぞれ違ってよいと思います。でも、これからの自分自身の事、家族の事を思い考える機会になればと思いました。大変貴重なドキュメンタリー映画です。ご興味のある方はぜひご覧ください。　　　【ｋ・S】

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