2025.03.11
- 活動報告
【荒川包括】グリーフケア講演会を開催しました
大切な人やものを失い、グリーフケアを必要としている人へのサポートが当たり前にある社会を目指し活動している、一般社団法人リヴオンの代表である尾角光美氏を講師にお迎えし、2月26日(火)グリーフケアについての講演会を開催しました。
グリーフは「悲しみ」だけだと思っていたのですが、「怒り」「後悔」「無感動」「安心」などの感情や反応もあるという事を教えて頂きました。そして、それらの反応は自然なことであり、一人ひとり違っていて非常に個別的という事でした。
また、グリーフワークという言葉も教えて頂いたのですが、これは「なくしたもの・ことを大切にする営み」のことで、この営みをすることでグリーフを少しずつ抱えやすくする、グリーフに向き合うことが出来るようになるそうです。なくした人(ものや失くした経験をした自分自身)に手紙を書いたり、物語にしたり、その人が好きだった音楽を聞いたり、好きだったものを作ったり食べたりすることや、お墓参り、誰かと気持ちを分かち合う事も含まれるそうです。
講師の尾角先生の優しいお声と、柔らかな雰囲気に、参加してくださった方々も「優しい気持ちになった」、「心温まる講演だった」と参加した事を喜んでくださいました。
参加してくださった方や講師の尾角先生と一緒に素敵な時間を過ごすことが出来ました。有難うございました。
荒川包括支援センター I