2025.01.29
- 活動報告
【荒川包括】高齢者虐待対応研修(応用編)
先日、荒川区社会福祉士部会主催の高齢者虐待対応研修(応用編)に参加しました。
今回のテーマは「セルフ・ネグレクト」についてでした。
介護・医療サービスの利用を拒否するなどにより、社会から孤立し、生活行為や心身の健康維持ができなくなっている、いわゆる「セルフ・ネグレクト」状態にある高齢者は、高齢者虐待防止法の対象外ですが、認知症のほか、精神疾患・障害、アルコール関連の問題を有すると思われる方も多く、生命・身体に重大な危険が生じる恐れや孤立しに至るリスクも抱えているため、支援が必要不可欠です。
私が関わる利用者さんにも、こういった方がいらっしゃり、関係機関で連携しながら支援していますが、対応方法に悩む事も多々あります。
今回は事例2ケースをグループワークで意見交換しながら対応方法について学びました。
支援者が、良かれと思って業務以上のことをすることで、返って問題のある状態を維持させてしまうこともある、
サービスを拒否する利用者に対して、どのように信頼関係を構築しながら支援を深めていくか、利用者本人がどれだけサービスのメリットを感じてくれるかということに心を砕くことが大切、とのことでした。
自分の関わっている利用者さんと重ね合わせながら、反省と新たな学びの時間でした。
今日の研修で学んだことを今後の業務にも活かしていきたいと思います。
荒川地域包括支援センター U