2024.12.23
- 活動報告
【荒川包括】今井先生の勉強会に参加しました
先日、法人研修として今井先生による重層的体制整備事業の研修に参加しました。
最近は支援を必要とする方の相談自体が多様化しており、複雑化、複合化している支援ニーズを包括的な福祉サービス提供体制を整備する為に重層的体制整備事業があります。
地域包括支援センターでも高齢者の支援を行う中で、世帯全体で課題を抱えているケースも多く、高齢者分野だけでは対応をすることが困難となるケースもあります。
その際は、できる限り関係機関と連携を取り支援をしていく様になりますが、分野が違うことで方向性が定まらないことも多く、情報の集約や調整が難しいと感じています。
重層的体制整備事業は、複雑化した課題に対して課題解決の視点だけでなく、各世代ごとに必要に応じてアウトリーチ支援等を通じて伴走型支援や寄添い型の支援をつないでいく支援との事です。
また、複数のニーズに対応する為に専門分野を超えて横断的に情報を共有し、役割を超えて各々が出来る支援を行える相互作用が高いチーム形成が重要だということを学びました。
荒川区ではまだ準備段階ですが、地域共生社会の実現に向けては必要な事業ですので、地域包括支援センターとしても学びを深めていきたいと思います。
荒川地域包括支援センター M