2023.12.07
- 活動報告
【荒川包括】高齢者虐待対応研修に参加しました
先日、地域包括支援センター向けの高齢者虐待対応研修が行われました。
今回は実際にあった事例をもとに「どのような情報が分かったら支援展開しやすくなるか?」を課題として
グループワークで意見を出し合いました。
表面的に分かっている情報だけでなく、経済面、介護負担、家族関係、サービス面など、様々な面から物事を予測していく事で、自分では気が付かなかった視点を知る事が出来ます。
「そういった事もありますね」「それは大事な点ですね」「それもあり得るかも!」と参加者からも声がきかれました。
今回の研修では、講義を担当して下さった講師の方から「OODAループ」の活用についての説明もありました。
「OODAループ」とは、アメリカ空軍が提唱した、変化の速い環境に適応しやすい意思決定のやり方です。やってみた結果を観察し、修正し、次につなげ、素早く対応することで成果をうみだしやすくなるそうです。高齢者虐待対応の場面でも、活かすことが出来る考え方だと思いました。
介入を拒否される事も多い為、糸口を見つける為にも、一辺倒な考え方ではなく、様々な技法を学び工夫をして対応していく必要があります。
今後も研修内容を活かし、スムーズな相談対応、利用者支援が出来るように努力してまいります。