2024.06.20
- 活動報告
【荒川包括】お口と食事の元気塾に参加しました
先日、お口と食事の元気塾1回目に参加しました。
会場はゆいの森あらかわで行われ、前半6月11日と後半6月25日の二部制で開催されます。
↑荒川区の歯科衛生士さんによる、口腔のお話の様子です。
高齢者は歯の本数や唾液分泌の減少、嚥下機能の衰えなどから、食事がしにくくなったり、口の中の菌が繁殖しやすくなります。
口腔機能の衰えは全身に影響し、介護が必要になる要因の一つになります。
日頃から毎食後の歯みがきや入れ歯の手入れを怠らず、定期的な歯科検診も大事です。
↑こちらは荒川区の栄養士さんによる、栄養のお話の様子です。
高齢になると、肥満よりやせすぎの低栄養状態のほうが健康に悪影響を与えます。
特に筋肉のもとになるたんぱく質が不足すると、筋肉が衰えやすくなるため、毎食たんぱく質を多く含む主菜をしっかり食べることが大事です。
また、美味しく食べるために「自分自身が整っていること」を意識しなければなりません。そのためには、足がしっかり床につく高さの椅子に座り、背筋を伸ばして、あごの角度を90度未満にして飲み込むことが自分自身が整っているということです。
そして時間と心にゆとりを持ちながら、食事に集中する環境も大事です。
口腔内のケアをしっかり行いながらバランスがとれた食事を意識して、フレイルを予防していきましょう。