2024.06.18
- 活動報告
【荒川包括】城北信用金庫本店営業部様にて認知症サポーター講座を実施しました!
先日、城北信用金庫 本店営業部様からのご依頼で、荒川地域のキャラバンメイト「あらにん会」で認知症サポーター講座を実施しました。
認知症とは?といった講義の他に、銀行・信用金庫版のDVDで窓口・ATMでの認知症の方への対応の望ましくない例・望ましい例を見ていただきました。
その中で「もしかしたら自分も悪い例の対応をしてしまっているかもしれない」「後ろから声をかけないほうがよいとは知らなかった」などご自身の日頃の業務を振り返りながら、ご覧になっていました。
質疑応答では「認知症になった時、本人はそのことに気づいているのか」というご質問がありました。
認知症の症状に一番最初に気付くのは本人と言われています。本人は大体気づいていて、自分でも何かがおかしいと不安に感じています。
周囲からも指摘され、自分でも今まで通りの行動が出来ないということを実感します。
認知症になると全てがわからなくなるわけではありません。
異変を感じて最も不安になっているのは当事者であるといったことを講師から説明していただきました。
アンケートでは「寄り添いたい」「不安を解消したい」という感想をいただいております。
認知症の方が地域で暮らしていくために、地域の企業も連携して助け合う体制が大切です。
私たちも今回の認知症サポーター養成講座を連携のきっかけとして、認知症の方が暮らしやすい地域づくりを目指していきたいと感じました。
この度はこのような機会をいただき、ありがとうございました。
認知症サポーター養成講座に関心のある企業・団体様、ぜひ荒川地域包括支援センターへお問い合わせください。
*荒川地域包括支援センター:TEL 03-5855-3323