2024.05.14
- 活動報告
【荒川包括】職務関係者研修に参加しました
令和6年度 職務関係者研修に参加しました。テーマは「配偶者暴力被害者支援について」でした。
皆様もDVという言葉はニュースなどで見聞きする事もあるかと思います。今回の研修では、DVについて基本的な知識や配偶者暴力相談支援センターの役割や機能、被害者が関わる機関などについて学びました。
被害者支援にもとめられる事として、DVの知識はもちろん、DV、虐待、いじめ、パワハラ等何かしらのベースがあり、過去の出来事がもたらす反応をトラウマと捉えるなどがあります。
トラウマは無力感をもたらす事が大きな特徴であり、トラウマについては論理的に説明が出来るものではなく、一人一人感じ方や心身に与える影響は異なります。
様々な要因が重なり葛藤がある状況である事を、多角的な視点から知る必要がある事を学び、支援者として、被害者支援に求められる基本姿勢を理解し慎重に対応していく必要がある事を改めて考えさせられました。
DV防止法や女性支援新法についても講義があり、法改正のポイントや新法のポイント、課題などについても学ぶことが出来、自分自身の知識の幅を広げていく為にも学び直しをしていきたいと思いました。
高齢者支援もそうですが、支援をしていく中では様々な要因が重なっている事が多い為、包括的・専門的な支援、様々な機関が連携を取り本人の意思を尊重しながら地域での支援を行っていく必要性があります。
高齢者虐待防止法やDV防止法、女性支援新法などまだまだ地域には知られていない為、地域活動を通じて周知していく必要性を感じています。