2026.03.27
- 活動報告
イ様と分かち合う幸せなおやつ時間
午後のやわらかな日差しが差し込む中、つばめの里では心温まるひとときが広がっていました。その中心にいたのは、いつも優しく微笑む利用者の一人、イ様です。この日、イ様は「みんなにぜひ食べてもらいたいものがあるの」と、静岡から取り寄せたおせんべいや、昔懐かしいかりんとう、そして甘くてほっとするお菓子をたくさん用意してくださいました。


お盆いっぱいに並べられた色とりどりのお菓子は、それぞれに素朴でどこか懐かしい香りをまとっていて、見ているだけで自然と笑顔がこぼれます。袋を開けた瞬間に広がる香ばしいおせんべいの香りに、「わあ、いい匂い!」と声が上がり、場の空気は一気に和やかになりました。
みんなでテーブルを囲みながら、「私は甘いものが好きでね」「昔はこんなおやつをよく食べていたのよ」と、それぞれの思い出や好みを語り合いました。かりんとうのやさしい甘さに「懐かしい味だね」と目を細める方もいれば、パリッとしたおせんべいの食感に思わず笑顔になる方もいました。


イ様はそんな様子を見守りながら、「こうやってみんなで分け合って食べると、もっとおいしくなるね」と穏やかにおっしゃいました。その言葉どおり、お菓子の味だけでなく、共有する時間そのものが、何よりのごちそうになっていたのだと思います。


「おいしかったよ、ありがとう」「こんな楽しい時間をありがとう」と、あちこちから感謝の言葉が聞こえてきました。お菓子をきっかけに広がった会話や笑顔は、つばめの里の午後をやさしく包み込み、心に残るひとときとなりました。


何気ないおやつの時間が、こんなにも豊かで温かいものになるのは、人と人とのつながりがあるからこそ。イ様の思いやりと、みんなの笑顔が重なり合ったこの日の出来事は、きっとこれからも語り継がれていくことでしょう。
つばめの里グループホーム-ビアンチ

