2025.07.13
- 活動報告
色とりどりの午後:グループホームでのネイルアートレクリエーション
のんびりとした夏の午後、やわらかな陽射しが窓から差し込み、部屋の中に穏やかな会話が流れる中、私たちのグループホームではちょっとした魔法のような時間が始まりました。
それは、ネイルアートを楽しむ午後――色とりどりのネイルとキラキラの装飾で、心がふんわりと明るくなるひとときでした。
創造性を形にする喜び
ネイルアートは小さなアクティビティかもしれませんが、私たちの大切な入居者にとって、それはまさに自己表現のキャンバスでした。
テーブルの上には、パステルカラーやビビッドな赤、メタリックな輝き、ラメやラインストーン、小さなデコレーションが並び、ミニサロンのような空間に。
好きな色を選び、飾りを組み合わせることで、それぞれがオリジナルのネイルアート作品を作り出しました。上品なフレンチネイルにゴールドのラメをプラスしたり、かわいい水玉模様やお花のシールを使ったり、中にはお気に入りのスポーツチームカラーで指先を飾った方も!
ネイル以上の楽しさ
この午後を特別なものにしたのは、何よりもその場に流れる笑い声と温かな雰囲気。
「若返った気がするわ!」と肌色ーカラーに蝶々のシールを施したネイルを見せてくれた方や、「ピンクにラメを入れたの。人生にはまだまだ輝きがあるからね」と笑顔で語る方も。
ネイルを通じて、昔の思い出を語り合ったり、お互いのデザインを褒め合ったり。そんな交流もこの時間の大きな魅力でした。
楽しみながらのセラピー効果
美しさだけでなく、このアクティビティにはセラピーとしての効果も。
爪に色を塗るという細かな作業は手指の運動になり、色や飾りを選ぶ過程は脳の刺激に。また、色や触感を楽しむことで五感も自然と働きます。
スタッフがサポートしながら、誰もが安心して参加できるリラックスした雰囲気の中で、無理なく自然に楽しむことができました。
またやりたい!の声多数
午後が終わるころには、「いつまたやるの?」「次はどんなデザインにしようかな」とワクワクした声が。
塗りたてのネイルを誇らしげに見せ合いながら、心まで彩られたようなひとときになりました。
私たちのグループホームでは、「創造する喜び」に年齢の制限はありません。
筆でも、ネイルブラシでも、自分らしさを表現することは、いつでも素敵なことです。
またこんなキラキラした午後を、みんなで楽しみましょう!色と笑顔に包まれた人生を。
つばめの里グループホーム-ビアンチ