練馬区立はつらつセンター豊玉

2024.01.28

  • 活動報告

季節のフランス菓子作り開催しました。

本日『季節のフランス菓子作り』開催致しました。

 今回のケーキ講座は上級者が対象なので手間がかかるケーキを作って頂きました。
絞りの練習として「ビスキュイ生地」をつくりと「チョコレートムース」作りを行いました。この二つの素材を利用して完成したケーキが「シャルロット」です。
 レシピ説明の前に、ビスキュイやシャルロットの語源や、バレンタインデーの本来の意味やローマ帝国の歴史等を学んで頂きました。

    

写真は左から「レシピ」、ビスキュイの語源、シャルロットとバレンタインデーの意味やローマ帝国の歴など

ビスキュイ生地の作成

それでは早速生地作りから始めましょう!

    

【ポイント1】卵白+グラニュー糖1回入れ

これまでのメレンゲ作成のセオリーは、十分に冷えた卵白にグラニュー糖を3回に分けて入れますが、最近では1回に全部いれて立てる方法を推奨しているレシピが増えてきました。
今回は、この1回入れに挑戦!

しっかり固いメレンゲができました!

【ポイント2】卵黄、薄力粉の混ぜ合わせ。

     

ハンドミキサーの使いかた:
先にメレンゲを立ててから卵黄を混ぜれば、羽根を洗う必要がありません。
メレンゲ作りには脂分(卵黄)は厳禁なので、卵白→卵黄の順番を守って下さい。
ただし、卵黄を放置すると表面に膜ができるので、速やかにグラニュー糖を加えて軽く攪拌して下さい。

薄力粉(ふるっておいた物)も一度にぜんぶ入れて大丈夫です。
混ぜ方は、切りまぜです。

【ポイント3】絞り

    

生地ができあがったら、いよいよ絞りに挑戦です。
今回の最大難関です!

絞り終わったら、2回粉糖をかけて焼き工程に進みます。

オーブンを予熱して、200℃で8分焼きました。

    

焼き上がったら十分に冷まして15cmの型にはめ込みます。

チョコレートムース

ビスキュイ生地の次は、いよいよムースづくりです。
今回はバレンタインスペシャル!と言う事で、チョコレートムースを作ります。
ムースづくりも色々な方法があります。
卵やゼラチンを使うレシピが一般的ですが、今回は時間的制約もあり「超かんたんチョコレートムース」を作りました。

    

【ポイント4】温度管理

超簡単チョコレートムースは、チョコレートと生クリームだけで作ります。
今回使用した材料は「大東カカオ・フォンセ(カカオ分55%」と純生クリーム35%です。

作る手順は、
・湯煎で溶かしたチョコレートに沸騰させた生クリームを注いで良く混ぜます。
・泡立てた生クリームと溶かしたチョコレートを混ぜ合わせます。

湯煎して溶かしたチョコレートと泡立てた生クリームの混ぜ合わせる時の注意点は、「温度」です。
・チョコレート:35℃~40℃
・ホイップクリーム:18℃

次に型に流し込んで冷蔵庫で4~6時間ほど冷やし固めます。
(今回は時間がなかったので冷凍庫で30分ほど冷やしましたが、ちょっと時間が足りませんでした)
冷蔵庫から出して、余った生クリームとイチゴで飾り付けをします。

最後に「リボン」をかけて完成です!!

A班の作品

B班の作品

C班の作品

講師のサンプル

以上です。
今回はかなり複雑な工程でした。
皆様、お疲れ様でした。

次回の洋菓子講座は2月25日「かんたん英国菓子作り」です。

担当:井本

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