認知症予防コーナー【刺し子体験】

麻の葉サークルのメンバーさんが勢ぞろいし、参加者さんに丁寧にお教えしました。刺し子が久しぶりな方も初めての方も集中して運針に熱が入ります！　

昨今流行りの「瞑想」にも通じるものがありますね。一心に何も考えず夢中に一針、一針と針先に集中し無我の境地が大変心地よいのかと。

徐々に刺した糸が形になっていくのも心弾みます！

応援に来て下さった職員さんも頑張ってチクチク・・「僕もうまいでしょ！」と男性職員もノリノリ～!(^^)!です。

豊玉で行っている刺し子講座は製図から行い、定規で直接幾何学模様を書いたり、厚紙で型を取ったりと。本から図柄を写すときは拡大縮小の計算もします。頭をフル回転させ正確な幾何学模様を起こして行きます。また作品に模様がどの配置にするか考えたり、色とりどりの糸の色の組み合わせや、布とのマッチングなど各自で考えます！…なので皆さん「ナンプレもいいけど刺し子も頭を鍛えるのにいいわね」と言って頂けます。実際には布にそうして起こした図案を今度は専用の針で一針、一針縫いあげて行かなくてはなりません。

参考までに講座中に図案を起こしているシーンです。

今回、刺し子コーナーのボランティアをお任せした麻の葉サークルの皆さんは上記の行程を豊玉の講座で2年～学び、サークルへと独立した方々です。

手縫いの手仕事が認知症予防に良い事は以前からも耳にしていました。図案を見ながら刺す事で、短期的な作業記憶・段取り・集中など、 前頭前野の機能をトレーニングすることで脳の活動を活発化し、認知機能の向上が期待できるとされています。

　この度は、麻の葉サークルの皆さんに協力いただき、誠にありがとうございました。ご来場いただきました利用者様、刺し子体験はいかがでしでしょうか？　完成したコースターを是非 自宅で使っていただき、楽しんで頂けましたら幸いです。　　

　担当職員：やまざき

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