優っくりデイサービス喜多見

2025.03.05

  • 活動報告

音楽を使って回想法

優っくりデイサービス喜多見では、小さなキーボードを使って時々佐藤による

指一本の演奏が始まるときがあります。

この日も帰宅前のお時間、送迎車を待つ皆様と一緒に童謡を楽しんでおりました。

少し離れて戻ってくると、Y様が譜面を見ながら「めだかの学校」を楽しそうに

弾いているではありませんか!!なんて素晴らしい!!

昔、音楽を教えていらっしゃいましたY様。声楽を専門としていたようですが

ピアノも弾かれていただけに指がしっかりと覚えているのですよね。

「あ・・・今のは音が違った」「そうそう、この音」と、確認しながら弾くお姿は

見ている職員も嬉しくなっちゃいます。

引き出そうとしたのではなく、デイサービスの活動中で自然と引き出された記憶。

その方の人生や思い出を、受容的に聞き情動の安定や保持されている機能を活性化

するのが回想法。何気ない取り組みの中で、心理療法が自然と行われていたのですね。

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