2026.10.09
- 活動報告
【川崎有馬デイ】「まだまだできる!」その力を、もっと。 ~有馬デイの役割支援、新たな取り組み
奉優デイサービス川崎有馬では、以前から「役割支援」を大切にしてきました。
役割支援といっても、何か特別なことをするわけではありません。
タオルを畳んだり、テーブルを拭いたり、昼食の準備や配膳をしたり。
日常の中にある、ちょっとした「仕事」です。
有馬デイには、まだまだ元気で、たくさんの力を持っているご利用者様がいらっしゃいます。
その力を、ただデイサービスで過ごすだけにしておくのは、もったいない!
そんな想いから、最近は改めて役割支援に力を入れ、これまで以上にご利用者様に活躍していただく機会を増やしています。

「手伝ってあげようか?」から始まる役割
「職員さん、大変そうだから手伝ってあげるよ」
「こんなの昔は毎日やってたわよ」
「私だって、まだまだできるんだから!」
参加するきっかけは、人それぞれ。
職員を助けたいという気持ちだったり、自分の得意なことを活かしたかったり、単純に楽しそうだからだったり。
どんな理由でもいいと思っています。
大切なのは、自分から何かをしようと思うこと。そして、自分の力が誰かの役に立つこと。
もちろん、初めからうまくできるとは限りません。
時間がかかることもあれば、失敗することだってあります。
でも、職員が全部やってしまえば早いからといって、その機会を奪ってしまうのはもったいない。
安全には十分配慮しながら、少しくらい失敗してもいい。まずはやってみよう!
そんな気持ちで、今まで以上にいろいろなことをお願いするようになりました。

実は、これも機能訓練につながっています。
タオルを畳むときには、手や指を動かします。
テーブルを拭くときには、腕を伸ばしたり、身体を動かしたり。
昼食の準備や配膳では、立ち上がる、歩く、物を運ぶなど、さまざまな動作が生まれます。
こうした日常の何気ない動作も、身体の機能を維持するための大切な機会になります。
でも、ご利用者様は「今、機能訓練をしている!」なんて思っていません。
「ちょっと手伝ってあげようかな」
そんな気持ちで、自然と身体が動いている。
訓練のために身体を動かすのではなく、やりたいことがあるから身体が動く。
私たちは、そこに大きな意味があると考えています。
もちろん、専門的な機能訓練も大切です。
でも、それだけではなく、毎日の暮らしの中にある動作や役割そのものが、心と身体を動かすきっかけになる。
役割を持つことが、意欲につながり、身体を動かすことにつながり、そして「まだまだできる!」という自信につながっていく。
私たちは、そんな日常の中にある機能訓練も大切にしていきたいと考えています。

頑張ったことを、目に見える形に。
そして今回、新しく作ったのが、

「ARIMA CREW BOOK(アリマ クルー ブック)」 です!
昼食の準備や配膳、タオル畳みなど、さまざまな役割に参加してくださったら、スタンプをひとつ。
一人ひとりの頑張りが、少しずつ積み重なっていきます。
そして、スタンプが20個貯まったら、「活躍の証」 をプレゼント!
実際に活動している写真や、その方への感謝の気持ちを添えた、特別な証書です。
ご自宅に飾ったり、ご家族に見せたり、担当のケアマネジャーさんに自慢したり。
「私、デイサービスでこんなことやってるのよ!」
そんな会話が生まれたら嬉しいなと思っています。

スタンプを集めることが目的ではありません。
頑張ったことが形になって残ること。自分の活躍を、ちょっと誇らしく思えること。
そんな小さな喜びを増やしていきたいのです。
「ありがとう」の、その先へ。
私たち職員からの「ありがとう」も、もちろん大切です。
でも、それだけで終わらせたくありません。
誰かの役に立った経験が自信になり、その自信が「次もやってみよう」という気持ちにつながる。
そして、いつかはデイサービスの中だけでなく、ご自宅や地域でも「自分にできること」を見つけてもらえたら。
私たちが目指しているのは、そんな支援です。
お世話をするだけの場所ではなく、一人ひとりが活躍できる場所へ。
奉優デイサービス川崎有馬は、これからもご利用者様の「やりたい」「できる」「まだまだ頑張れる!」を大切にしていきます。
さて、最初に20個のスタンプを集めるのは、どなたでしょうか?
今から楽しみです!
奉優デイサービス川崎有馬
H・K

