亀戸ふれあいセンター(亀戸老人福祉センター)

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2024.05.16

  • 活動報告

亀戸ふれあい寄席を久しぶりに行いました。

ご報告が遅くなってしまい申し訳ありません。
3月30日(土)午後1時30分~
6年ぶりとなる亀戸ふれあい寄席を開催しました。
以前は年2回ほど行っていましたが、コロナ禍の関係もあり久しぶりの開催となりました。
本日の演目は全て落語で4本行っていただきました。
最初にとりまとめをしてくださっている紫酔(しすい)さんより、コロナ後になかなか寄席をやる機会が少なくなったことなどを教えていただきました。
その後、寄席でおなじみとなった出囃子の心地よい音が響き始まり始まり・・・。

1番目の演目は駒吉さんによる転宅』です。
豪商の妾の家に飛び込んだ泥棒が家主の妾に見つかり・・・。
妾にどんどんと騙されていく、という滑稽な泥棒のお話ですが、駒吉さんのテンポよい話し方で、物語が一層、盛り上がり、会場には笑いがこみあげていました。途中、マイクのトラブルも何のその!
会場が一気に駒吉さんの話に引き込まれていきました。

2番目の演目は可笑子さん棒鱈』です。
男2人が酒を飲んでいると隣の座敷から芸者を呼んで騒いでいる田舎侍の声が聞こえ、ちょっとしたことで二人は喧嘩
を始めてしまい・・・。
二人の喧嘩を止めようと、料理中だった料理人が料理で使おうと手にしていたコショウを持ったまま部屋に入ってしまい、コショウを巻き散らしてしまうのですが、その後は落語らしい、何とも笑えるお話に(^o^)
可笑子(おかし)さんの名前のようにおかしくて笑いがこぼれていました。

3番目の演目は日軒さん動物園』です。
どんな仕事についても長続きしない男に、心配したおじさんが動物園の仕事を紹介する。その仕事は、動物園でちょうど人気の虎が死んでしまったため、男に虎の皮をかぶって檻
を歩き回るというもの。虎の歩き方も真似て、檻の中で過ごしていると、動物園名物のライオンと虎の一騎打ちがあるとアナウンスされ・・・。彼の運命やいかに・・・。
日軒(ひのき)さんは唯一の女性でしたが、動物を含む熱演に会場から拍手が起こっていました。

4番目:文具さんによる火焔太鼓』です。
古道具屋の甚兵衛は、商売人と思えないほど呑気でお調子者の商い下手ある日、甚兵衛は古く汚い太鼓を安く仕入れ、女房はまた売れそうにないものを仕入れてきたと甚兵衛に嫌味を言われますが、太鼓を叩いているとその音色を通りかかった殿様の家来が聞き、殿様が太鼓を見たいと命令を出します。恐る恐る太鼓を殿様の前に持っていくとそれが『火焔太鼓』であることが判明し・・・。
文具さんは、驚く主人と妻の様子を見事に演じていました。

4本終えると紫酔さんと出演者全員でごあいさつしてくださり、館内より大きな拍手が送られ、終了となりました。
久し振りでしたが、みなさん楽しい時間を過ごされていました。
白扇の会の皆さん、お忙しい中、寄席を開催していただきありがとうございました。また機会がありましたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。

亀戸
ふれあいセンター
       S.S

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