港区立高輪いきいきプラザ

2023.11.10

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チーズ摂取と認知機能

チーズ摂取と認知機能の関連について調査が行われ、ヨミドクターに記事として掲載されていました。調査を行ったのは、株式会社明治、桜美林大学、東京都健康長寿医療センターの共同研究グループ。対象は、板橋区に住む1,504人。さて、その調査ですが、「調査データについては食品摂取状況や生活習慣、基礎疾患は対面で聴取し、BMI、体脂肪、血圧などを測定した」(11月4日付記事より引用)そうです。そして、「認知機能の評価にはmini-mental state examination(MMSE)を用い、23点以下を認知機能低下として分類」したとか。その結果、「週に1回以上チーズを摂取する習慣があるグループは習慣がないグループに比べてMMSEスコアが有意に高かった」そうです。因みに、チーズの種類は多い順にプロセスチーズ、ホワイトチーズ、フレッシュチーズ、ブルーチーズだったとか。本研究グループは「特定の地域在住の日本人高齢者において、チーズの摂取は認知機能の低下と逆相関を示すことが明らかになった」と述べ、「因果関係の解明のためには将来的に大規模な縦断研究が必要となるだろう」とコメントしています。

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